フィボナッチで分かる!?持ち合い。フィボナッチリトレースメントで、持ち合いやすい値位置が分かるのでしょうか。 答えは『分かる』です。 今日は専門としているフィボナッチの話をしようと思います。 新年度!新人トレーダー教育プログラム2【ライントレード】、 第1回は「シンプルなラインから」でした。 第2回は「フィボナッチで分かる!?持ち合い」。(今回はこちら) 第3回は「この先が分かる!?目標値」を予定しています。 最も簡単と呼ばれるライントレード手法2012年から販売している教材で『史上最も簡単で、最も正確な読みの出来る(値位置に対しての)CFDとFXの取引方法』というものがあります。※この教材の場合、HPの方がテキストが付いてお得!こちら 何を教えているかというと、「フィボナッチ(リトレースメント)」です。 フィボナッチリトレースメントは横の線で、ラインまで来ると値動きが反発したり、抵抗になるという類のものです。そして、ラインブレイクした時はまた次のラインまで値が伸びやすくなります。 要するに、今回のテーマ。 「フィボナッチで持ち合いが分かるのか?」がまさにこれです。 持ち合いの多くは長期短期ともに、ある一定の割合に基づいています。 簡単に言えばこの割合が「フィボナッチ」です。 何百人にも販売してきましたが、今でもなお 最もシンプルながら機能している手法です。 繰り返し繰り返しなぜ同じ事が起こるのか?なぜ再現性があるのか? という問いには、こう答えるべきでしょう。 「フィボナッチが意識されている」。しかし、こうも答えられます。 「高値と安値はブレイクしにくい。居心地の良い場所、買い場売り場となりやすい値位置はどこか。」 例えば、現在のドル円相場を見てみましょう。 これは月足チャートです。 2016年末に出した年間の相場分析(翌年2017年の一年間を分析したもの)は 簡単に言えば「2017年は持ち合いです」というものでした。 結果はご存じの通り、 年間でも11.3円幅程度しかない小幅な持ち合い相場となりました。 ではなぜ、2017年になる前にそんな事が分かったのでしょう? ちなみに、2018年5月時点の現在もまだ これが原因で、110円付近をうろうろしています。 持ち合い=買いと売りの拮抗もしも持ち合いがフィボナッチで分かるわけがない!と思われる方にお聞きしたいのですが、 我々日本人の通貨である「円」の価値を端的に表してくれる通貨ペア、米ドルとの相対価値を示す 「ドル円」が1年も2年も111円を中心として停滞している理由は何なのでしょう。 その値位置が高値安値から見た中心だからです。 130円140円は高すぎるし80円90円は安すぎますよね(笑)。 だから丁度5割の値位置、111.6付近でうろうろしているのです。 どちらかに行きすぎても輸出入に弊害が生じるでしょう。 底値では日銀の介入があった事も記憶に新しいと思います。 フィボナッチでは5割を「0.500」と言います。 他の数値も見てみると、「0.382」や「0.618」などがあります。
例えばこれらが現実に存在しているフィボナッチの値位置です。 実は、最安値が出来た2011年には分かっていた値位置でもあります。 先ほどご紹介した教材でも当時80円台でしたが、 「93円を目指して、越えたら103円」という話をしてあります。 ※ちなみに、103円到達から1ヶ月で約10円下落! 底値の時点で到達すべき値位置が分かり、 それが未だに機能し続けているという現実があります。 『史上最も簡単で、最も正確な読みの出来る取引方法』はフィボナッチでは一番の基本ですが、 こんな簡単な話でも、これほどまでに機能する値位置を割り出せます。 もちろん、どこでエントリーエグジットするのかという手法の部分が重要ですよ。 突拍子もないと思われる値動きも(アベノミクスなど) フィボナッチの値位置から値位置へ、動いています。 もう一つ例を挙げてみます。 先ほどは月足の例でしたが、1分足であろうと5分足であろうと 日足でも理屈は全く同じです。 これはドル円の日足です。
ライントレードでは、水平線やトレンドラインを利用して売買しますが それだけでは少々、不十分です。 どこが持ち合いやすいのか、どこで持ち合いを抜けたのか。 それが分かっていなければ、いつ買えば良いのか分かりません。 持ち合いでエントリーしても一回一回戻りますよ。 このチャートで□(四角)で囲んだところが持ち合い。 正確に言えば、"フィボナッチでは持ち合いと認識される"ポイントです。 持ち合いを抜けるまでは時間が掛かると考えて、持ち合いの上下で逆張りが出来ますが、 四角のエリアを抜けたのなら、その方向へただポジションを持っておくのがオススメです。 ところで、四角のエリア(持ち合い)の中では、どうやってトレードしたら良いのでしょう。 確かに、持ち合いは多いですからね。 トレンドを制したものが、というより"持ち合いを制したものが値動きを制す"のかもしれません笑。 これは月足の例と同じです。 手法の説明はしませんでしたが、高値と安値があれば"その間に"売買ポイントもあります。 ダウ理論と、トレンドライン。そして、フィボナッチの基本くらいが分かっていれば 上記のチャート程度の分析はすぐに出来ます。その3つで可能な売買ポイントは 持ち合いの中の逆張り、持ち合い抜け、ラインブレイク、高値安値のブレイクなど。 以上、ライントレードの基本②でした。 次回は、目標算出について。 どこまで行くのかが分かると、 ベストタイミングでの利食いが可能になります。 また、逆張りもある程度簡単に出来るようになるでしょう。 それではまた。次回もお楽しみに。 *************************
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