コラム;『根性を見せろ』今日は日曜コラムです。 日常生活のみならずトレードにおいても、立ち向かう勇気や根性が重要です。 『怖い』だったり、『勝てる気がしない』という相手にも戦いを挑まないと利益は上げにくいからです。 上げの時は買い方、下げの時は売り方のトレーダーが居ると仮定した時に 買い方を潰しにかかる動き、 それは売り方のトレーダーの方が枚数も多く、強いという事になります。 例えば少し上げて大きく下げるケースでは、 いくら買い方が買い上げたとしても、上昇した、より有利な値位置から 更に大きく売り叩かれる結果になってしまいます。 ギリギリの戦いで勝つでは、そんな上げ下げを繰り返す相場の世界で 利益を上げやすいところはどこか。 それは、反対のポジションを持つトレーダーをやり込める事が出来るポイントです。 今は上昇しているけれども、理屈的にはもう上昇出来ないという瞬間。 または一瞬、ダマシで少しだけ上げた瞬間。 要は、『素人が常に負ける動きでなければならない』という事です。 言い方を変えれば、その素人が負ける瞬間こそが 値動きとして「非常においしい」わけです。 もちろん、無造作に動いているわけではなくて 「こうならなくてはならない」「こうならなくてはならない」 という理屈が存在します。 しかしそれをほとんどのトレーダーが知らない。 その中でもギリギリセーフの値位置まで下落してから上げたり、 目標値まで止まらず一気に上げ倒したりします。 だからこそ、値動きはいつも嫌な動きになってしまうのですね。 皆根性がひん曲がっているのです(笑)。 上げてきた。・・・。底値を割れた。 それから上昇した。とか、 ぐいぐい下落してきた・・・。 どこまで行くのか。 いきなり急反発した。とか、 上昇中、持ち合いになった。 いきなり暴落したと思ったら、 やはり急反発した。など。 全く素直とは言いかねる値動き。 これらは全て、相手を負かそう負かそうとする トレーダーのねじ曲がった心の象徴です。 『ポジションを軽くしてから上げる』。 この言葉をもし今までに聞いた事がなければ、 今よく噛みしめておいて下さい。 どう戦うかそれでは本題に入りたいと思います。 そんな値動きとどう戦うか? 先ほども書いたように、 『相手を負かす事が出来る動き』を察知して乗れば 有利な値位置で、大きな利益が上がります。 そう簡単な事ではありませんが。 ですが、毎日私は「そこ」を見て乗っています。 ラインブレイクしてドン!と伸びる少し前だったり、 一旦下げて(ポジションを軽くするために※もちろん他人の) また上げる。その安値で買っていたりします。 そしてもう一つ今日お伝えしたい事は、 伸びていく時にどんどん突っ込まないといつ買うの? という事です。 イケイケドンドン。このタイミングなら『ぐいっ』と伸びるという瞬間もあれば
しばらくは動かないというタイミングもあります。 これは、デイトレードなら 時間で見ると非常に分かり易いです。 何時に動くという事。 だからその時間になったら、ポジションを増やす。 または、押し目を作る時間に一旦売りを入れて買い直す。 もちろん、持ち合いの日と伸びている日では異なります。 全ては買い方と売り方の『戦い』であるという事をお忘れなく。 簡単な日も難しい日もあります。 ですが、確かに セオリーやパターンが相場には存在し そのギリギリのところで上げたり下げたりを繰り返しています。 これらのトレードのコツ。 について、今月はお話しておこうと思います。 様々なコツがあり、そのセオリーやパターンもあります。 その一つ一つが利益を生みます。 そのパターンを多く知っている事が経験だとも言われます。 テクニックは沢山ありますので、それらをまとめて 今月末頃に新動画 LESSON28『トレードのコツ』としてお届け予定です。 お楽しみに。
0 コメント
ビッグイベント、雇用統計。こんにちは。スリースタータードットジェーピーの大野です。 これを書いているのは7月9日土曜日ですが、7月8日金曜日は雇用統計でしたね! 如何でしたか?
ですが、実はそうではないです。 ここしばらく雇用統計で負けた記憶はありません。 FOMCでも。 昔トレードを始めた頃は、暴騰暴落に逆に乗っていたり(笑) していたと思いますが、今は買っている方向へ進むのが基本的に当たり前。 理解出来なければ手を出さない。 結果、指標発表で負けるという事がなくなりました。 昨日の値動きと売買ポイントを見てみましょう! 雇用統計の解説雇用統計の解説ですが、今回まずはオージードルを雇用統計開始直前に売り仕込み。
派手に下落してくれました。 丸を付けてあるところに、利食いの指値があります。 次に、ドル円を上げたところから売り。100円近くまで下落しました。 細かい事を言えば、上げる前に少し買って、売りに変わるところでは完全に売りへ転向しています。 100円から立ち上がる時に買い、また、その高値で売り。再度立ち上がりを待って売り。 動かなくなったので終了。 もっと言えば、ドル円はその前の値動きも獲っています。 起きるのが遅かったので(笑)、途中から売り。立ち上がりを買い上がって、さらに売り。 疲れたので、やめよう。 と思っていましたが、オージードルが分かり易過ぎたので、 仕方なくトレードを。 結果、本当は夜はやりたくないのですが残業させられましたね。 大体そんな感じです。 雇用統計が恐ろしいものではない事がお分かり頂けましたら幸いです。 このやり方ですが、 一応動画にしましたので後日お届けします。 ライントレーダーズ通信で配信しますので、ご登録しておいて下さい。 一般向けと、フリーパスプランのメンバー向けに分けてあります。 『月間展望7月号』というタイトルの動画です。 この冒頭部分(テクニカル無し)と、手法の説明です。 普段は、月の動きを分析している動画シリーズで フリーパスプランのメンバーだけにお届けしています。 今回、「長期の流れの分析も、5分足の分析も大差ない。」 という事をお伝えするために、あえて冒頭で雇用統計を解説しています。 テクニカル的には5分足の分析が出来るなら、月足も出来ます。 もう一つ、付け加えておきます。 上の、雇用統計ですが 山勘でやっているわけではありません。 全て、明確な理論に基づいて売買しているだけです。 反対に行く事はまずあり得ないだろう。 それが分かっているから、正しい方向へポジションを持ちます。 だからいつも勝つわけです。 山勘でやってしまえば、50%の確率で大損をします。(笑) 危険ですので、絶対にやめましょう。 「雇用統計の獲り方」というような動画をお届けした事もありますが それは雇用統計前に稼いでおく方法についての動画です。 安全策を言えば、発表前の値動き。まずは安全第一です。 とはいえ・・・ 雇用統計も、FOMCも人間がついて行ける速さです。 正しく理論を学ぶ事で、正しい方向へポジションを持つ事が出来ます。 むしろ、速く動いてくれるので 待つ手間が無く、非常にありがたい。 月に何回もこのチャンスはあります。 先日のイギリス国民投票結果発表の瞬間は速すぎましたが(笑)。 それでは今日はこの辺で。 |
購読(特典付き)AuthorOHNO Archives
2 月 2022
Categories |