G20今週末、ここブリスベンではG20が開催されます。今、会場近くに来ています。 ご覧の通り物々しい雰囲気の中、ブリスベンの町は閉鎖されておりますので入れません・・その為 中に入って詳しいレポートをすることは出来ないのですが警官2000人位で厳重な警護をするとか。 高値張り付き。その影響もあり、市場は株価平均・為替共に高値を維持または高値更新しています。 ただ今回は相場分析を書くところではないので(笑)、詳しくは書きません。 オージー円については丁度一か月前の10月13日のメルマガで 100円台を試さないのはおかしいとは言っていましたがここにきて到達しました。こちら 一か月前というと、15日頃。 まだ92-95円位で私もオーストラリアドルを集めていました。 ここを最安値にしてグイグイ伸びています。 一か月間で陰線で終わった日はたった2日(笑)!という驚異的な上げ相場でした。(10/15-11/14) 週終わりには101.7位は付けています。 イベント前の期待。G20がこの土日で終了するので、一旦期待上げで高値に張り付くのも終わりと言いたいところですが さてどうでしょう。 このチャートでの幾つかの目標はこれで達成出来てはいます。 もちろんオージー円だけではなく、ドル円やNYダウ・日経平均も伸びに伸びていますので それぞれの目標達成について比較して、値幅の差がどうなのかを考える必要があるでしょう。 よくある事なのですが、ここで終わるのか次の目標へ行くのか。 そう考える時に役立つのが他の市場とイベント時期です。 クロス円とドル円やストレートドルそれぞれの目標に対してあとどの位の値幅を残しているのか。 つじつまが合うのかどうかという観点です。 イベント時期というのは例えば今回のG20まで2日ある時とそれが終了しているのでは違いますよね。 格差。関係ない話にはなりますが、通貨による格差について最近考えています。 例えば 格式高いイギリス。 ポンド円現在のレート182.2円 おフランスのあるヨーロッパ。 ユーロ円145.6円 アメリカ、ドル円116.3円 オージー円101.7円 トルコリラ円52.1円 ランド円10.47円 メキシコ円8.58円 何が世界的に見てハイソサエティなのか、という事は難しい問題ですが 先進国と新興国では通貨の価値が違う。 そして先進国の中でも国によって通貨の価値が決められているわけです。 イギリス人が日本に遊びに来るのはとても楽で豪遊出来るでしょう。 でも日本人がイギリスで豪遊しようと思うと、何でも高く感じてしまう。 同じ時間働いて稼いだお金であっても、レートの高い国での時給と低い国の時給は違う。 ベトナムやトルコやメキシコや南アフリカランドで稼いだお金は イギリスやオーストラリアで稼げる金額とは違うわけです。 通貨の価値が高い国は世界的に見て資産価値が高い事になります。 生まれながらにして格差があります。 世界には貧しい地域があります。 それは頑張ればどうにか出来る話ではなくて、もとから決められている差別に近いものです。 イギリスの価値がメキシコより高いと誰が決めたのでしょう? 白人優位主義は未だ根強く残っているのでしょうか。黒人の多いアフリカや我々の住むアジアや褐色肌の人種よりも白人文化の方が価値が高い、そう言われているような気がして嫌になります。 金利の高い国安い国もあります。 貯金しておくだけでお金が増える環境もあります。オーストラリアは極めて金利が高いです。 日本とオーストラリアのサラリーマンちなみにオーストラリアの平均年収は700万円以上らしいです。(笑)
こちらのサイトでは現時点で73035ドルになっています。100円換算でも730万円です。 日本は40798ドルで400万位ですので、差がありますよね。 最低賃金16.87ドル(時給1600円以上)、ビジネスビザの最低賃金は53900ドル(530万円以上) という事なので、日本のサラリーマンやフリーターが働くのが嫌になるような好条件で仕事をしているのです。 もちろん、残業も日本より少ないです。 日本では時給780円が最低賃金の全国平均でオーストラリアの半額です。 残業して働き続けたり、アルバイトでは2倍働いて初めてオーストラリアの給料に届くのです。 日本のサラリーマンは残業ばかりで給料も安いので、不満に思っている方も多いような気がします。 ところが裕福な国では、ただ雇われているだけでとても満足な暮らしが待っているのです。 ではそんなところで。 取り留めもない話にはなりましたが、何かお役立て頂ければ嬉しく思います。
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2 月 2022
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