ライントレードの始め方。まずはシンプルなラインを学ぼう!今日はライントレードについて学びましょう。ライントレードは、インジケーターとは違って 実際の値段(主に高値安値)に引いたラインを利用して行うトレード手法です。 インジケーターを使うと、値が動く方向性は見えやすくなりますが 残念ながら、「どの値位置が抵抗になり、幾らでサポートされるのか」は分かりません。 なぜその値位置をブレイクするとトレンドが発生するのか? その答えは、抵抗となっていた値位置をブレイクする事で 「次の目標値まで進もうとする値動き」が発生するからです。 順番に見ていきましょう。 水平線と支持線・抵抗線水平線とは横の線というだけの意味です。ただし、トレードで言う「水平線」が意味しているのは 今までの高値安値で意識されそうな値位置に引き、「支持線(サポートライン)」となる、または、「抵抗線(レジスタンス)」となるのを狙う。 つまり、前回の高値で「今回の上昇も止められて下落するのではないか?」と考えるという事です。 最近執筆している本の第一章で「ライントレードの基本」として詳しく書きましたが、ここでは簡単に分かり易くご説明します。なお、同じ画像は使用出来ないので(本来はかなり格好良い画像があるのですが(笑))、雑なイラストでご説明します。ご容赦下さい。 水平線と値動きの関係性を表しています。左から順に 1.上昇してきた値動きが一度上にブレイク→その後サポートされた。 2.下落してきた値動きが支持線で支えられて上昇。 3.上昇してきた値動きが抵抗線で下落。 4.下落してきた値動きが一度下にブレイク→そのラインはレジスタンスに。 水平線は支持線(サポートライン)にも抵抗線(レジスタンス)にもなります。 ですが、これは以前の高値安値に引いた水平線に限った話ではありません。 「支持線・抵抗線」となる値位置(横の線)として 考えられるものは主に3つあります。 1.過去の高値安値(水平線) 2.節目の値位置(100 円丁度・ゾロ目 など) 3.フィボナッチリトレースメント 水平線よりフィボナッチが有利な理由水平線を以前の高値安値に引くトレーダーの場合、やたらと沢山引く傾向があるようです。 対してフィボナッチを使うトレーダーは、1度か2度ラインを引くだけで水平線のトレーダーよりも多くの機能する値位置を算出する事が出来ます。 なぜなら、 フィボナッチは一度引くと、5~10以上の値位置も引けてしまうから。 重要な値位置にただ一回フィボナッチを当てると その後の目標値(今後、それが機能し次の高値安値になる。その出来た高値安値に水平線を使うトレーダーがラインを引いたり、皆が意識し、強固なラインとなる)も引けます。 さらに、今までの値動きありきですが、値動きはフィボナッチスタートで作り出されるのです。 例えば、ポンドドルの直近の最高値1.43辺りの値位置もフィボナッチの目標値でした。
現在では1.35辺りまで下落しています。私が売ったのはこの最高値のところ。 こうやって「一度最高値を更新してから下落する」事は、フィボナッチのトレーダーにしか分からないのです。 この高値はフィボナッチの目標値によって 生み出された新しい最高値です。 まとめますと、
このような具合です。 ではそんなフィボナッチですが どのように使うのでしょうか。 その話は次回、ライントレーダーズ通信でお届けします。 新年度!新人トレーダー教育プログラム2【ライントレード】は第3回まであり、 5月にお届け予定です。6月は【デイトレード】について配信予定です。 ただし、初心者向けの基本の解説になりますので フィボナッチを使ったライントレード手法に関してはトレード教材をご参考にして下さい。 それでは次回もお楽しみに。 P.S.【ライントレード】第2回は… 「フィボナッチで分かる!?持ち合い」。 3回目は 「この先が分かる!?目標値」についてです。 *************************
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2 月 2022
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