コラム;『一分の悲劇。』いやー、来ましたね。ついにこの時が。100円割れ。(笑) 思った以上にやる。想像以上に大きい。または早い。 それが彼らが手強い理由です。 野球で言えば、時速300キロの球を投げられているのと同じ事です。 打てるかい! その時の様子をご覧頂きましょう。 ほんの数秒の迷い。やってしまいましたよ。私とした事が。 この様な悲劇は二度と繰り返したくないですね。 これがドル円暴落の日の、最高の売り場の瞬間です。 最高の売り場。105.722。 待っていました。私が売りたかった値段は105.725。 時間は、朝9時半。 スリースタータードットジェーピーの会員様であれば、 なぜその時間なのかは分かりますよね。 コアメンバーであれば、なぜその値段なのかもお分かりのはずです。 それが分からない!のであれば、下記をご参照下さい。 参照; 時間・・・時間帯における考察 値段・・・大野が考える現在最強のデイトレード手法 で、だから 9時半に来るな、と。 105.725へ来るなと。 そこまでは分かっているのです。 前日のあの上げ仕込みですから。(笑) ちなみに、この日は何も気にせず寝てしまったので、売り仕込みは無しです。 ※その前日は十分仕込んであり、勝っていますよ。(こちら) さて、その時ですよ。 僅か一分。 起きたのが9時15分。この時間のアラームは必須です。 一日の内で、見るべき時間があり、それ以外は特に見る必要はないです。 もちろん重要な時間は、この時間だけではないですよ。 パソコンのチャートを開いて見る。ほとんど、もう頂点の時間。 まだ安値にありましたが、状況を整理し、まさか!と気が付く。 上昇が、天井を付けるまで一分。 やはり!上昇に気が付いて慌てて、 充電中のスマートフォンを取りに行き、 パソコンに戻って来る。 スマホを取りに行って売買出来るアプリを開くまで大体 50数秒。 迷わず流れるように売り注文を出せば もしかすると間に合ったのかも知れません。 ほんの数秒。 本当にほんの数秒だけ迷ってしまった。 105.725へ? いやいやいや。 良いじゃないですか。そのくらい。 一瞬の上髭からの売りを狙っている場合じゃないわけですよ。本当は。 時間よし。値段よし。 状況よし。背景よし。 ですが、少しだけビビってしまったのですかね。 まだ分析が足りないのではないか、と。 あれよあれよという間ですよ。 売りたい値段、売るべき値段から遠ざかっていったのは。 ほんの少しの勇気。 大事にしましょう。 この時の悔しさは計り知れないものがありました。 ダサすぎる。 とはいえ15分足だとこうなります。 先ほどの丸が付いたところ、そして跳ねたところ。 上の丸が売り場。下の丸が、一つ目の売り目標。 103.3を達成!そして戻り。持ち合う。 ですが、その後は更なるリスクがあるわけです。 前日に戻り過ぎましたが これがポイントで、暴落当日6月24日は 状況が今までと既に変わっています。 安値目標は、もう随分下の方へと変更されていました。 もしも、前日の上げが
まだ暴落も下がり過ぎない可能性はありました。 しかし、良い売り場106.125まで戻ってしまっています。 (1と2はともに3割戻しを達成していない場合です) もはや、102.2の売り目標やそこから跳ねるという可能性は低い。 100.8までは行く。 100.7を付けるかどうか。付けたら終わりだ。 そんなギリギリで戻れるのか? 確率は50%。フィフティー。 あとは、ご存知の通り、なし崩しですよ。 下のチャートのように下落しています。 1分足、15分足とご紹介しましたが これは暴落後の4時間足チャートです。 なぜ上昇した分、大きく下落してしまうのか? というご質問はご遠慮下さい。そういう理論だからです。 フィボナッチとギャンに上手く反応しながら、その日の目標値で落ち着いています。 いつも通り。そして、毎日値動きは続いていきますので全く問題ないのですが あの瞬間。たった5・6秒の間。 私にあとほんの少しだけ。勇気があったのなら。 修業が必要です。マインド面の重要性。 それを改めて思い知らされました。 たとえ寝起き15分の事であっても(笑)。 ですが、私はストライクゾーンを知っています。 毎日、どこがポイントであるのか?を知っています。 それが救いですよ。動きの意味を理解しています。 なぜ? どの値段で? いつ? どうなるの? 全てには理由があります。 訳あって、上昇し そして下落しました。 これが分からないのであれば どこにバットを振っているのか。という事になります。 最初にした野球の例で言えば 確かに時速300キロの剛速球には当たりませんでした。 (考える時間数秒のみ。今日はとにかく早い。 雇用統計もFOMCのスピードも乗り切ってきましたが今回は無理。) しかし少なくともストライクゾーンは知っています。 見送り三振となりましたが(笑)。 あなたはどうでしょうか。 間違ったところでバットを振ってはいませんか? もしそうだとすると、今後も当たる事はないでしょう。 バッターボックス以外でバットを振っても 当たらないのですから。 今回、デッドボールになってしまった方もいるのではないかと思います。 大怪我ですよ。 私の友人のトレーダーは これを機に引退するそうです。 会社から丁度今日貰えるボーナスより大きな額を 暴落で失って。 こんな冗談にしかならないような事が起こるわけです。 先日出した動画『利益の方程式』そのままの、 「儲けた金額と同じだけ損をしてこの世界を去るトレーダーの、如何に多い事か。」 ですよ。 笑えません。 枚数、気にしましょう。 正しい方向へ持ちましょう。
今、 私が一番貢献出来る事をします。 本当は嫌です。 これを一般の方へ売る事自体が嫌です。 ですが、 今回の動きで引退してしまう方が多いとなると それはもっと嫌です。 トレーダーこそが、潜在顧客ですから(笑)。 (いやらしい話をすれば、ですが。(笑)) だから、 方向性を間違えない方法。 何を知るよりも、これだけを知っている方がマシ。 何を勉強しようが、これを知らない時点で 動きの意味を理解出来る日は来ない。 何故買いなのか。 何故売りなのか。 何故持ち合いなのか。 どこまで行くかはこれでは分かりませんが どこで入ってどうすべきかは分かる。 これを越えたら、 やばい!と分かる。 そこを守れれば、いける!と分かる。 そんな、取って置きの コアメンバーしか持っていない裏相場テクニック。 大野が考える現在最強のデイトレード手法。 一日の動き、その本当の理屈を 一般購入可能にします。 今回負けたのであれば、 一日、また一日と、正しい方向にポジションを持つ事で 次はこんな馬鹿げた事で引退しないようにして下さい。 今回勝ったのであれば、 もちろん必要ありません。 あなたはすばらしいトレーダーです。 毎日相場は続きます。 明日も明後日も。 これからも相場の世界に滞在するのなら 確かに、常に今日みたいなリスクがあります。 方向を間違えれば 一瞬で数十万、数百万を失って退場です。 ですから、少なくとも方向だけは 間違えないようにして、生き残りましょう! 30年後もトレードが出来るように。 そのために私が出来る唯一の事。 それが、教える、です。 ほとんどのトレーダーが分かっていないがゆえに プロに良いようにやられてしまう原因となっているもの。 デイトレードの裏テク。低価格でお財布にやさしく(笑) そして一日の値動きの裏の理屈を初めて教えた教材。 これを購入可能にします。 知ってしまえば後には戻れませんが、 勇気がある方はどうぞ。 詳しくはこちら。 販売期間や個数にはご注意下さい。 内容について一切お答えしません。ご了承下さい。極秘中の極秘の情報です。 追記;この記事は日曜日コラムとしてライントレーダーズ通信で配信されます。
大体、会員様がお読みになられるのである方へのメッセージを。 その方は、同じこのドル円相場で途中から売りに入って300PIPS獲得しました!というメールを 送って下さいました。素晴らしいですね! また、最近は原油トレードも板についてきたようですし、この暴落で生まれた あの市場のチャンスにも気が付いておられるようで、そのご質問でした。 そして、先日はフィボナッチをインジケーター化したという事で、送って下さいましたね。 ご自身でもお気づきないのかも知れませんが、最初に私の講座に参加された時と比べて とんでもなくレベルアップされています。あれは、2年前くらいですか。 「踏み台にしてどんどん上に行って下さい」とお話しましたが、成長されていますよ。 今後もご活躍下さい。 ロジックとは今日のコラムは、『ロジカルに考えれば答えは出る』です。 ロジックとは、トレードにおいて売買戦略と呼ぶ事も出来ますが
枚数、利幅、損切り幅を考えておくという事です。 分かり易くご説明します。 検証されていますか?あなたの売買戦略の、そのポイントでエントリーした場合の勝率は何%でしょうか。 正確にはもちろん分かりません。 毎回相場は違いますから。 しかし、いつもそうなる、というパターンでエントリーするのであれば その「いつも」とは大体何%なのでしょうか。 例えば、80%勝てるとします。 エントリーポイントからエグジットポイントと決めているところまで行く確率。 エントリーポイントから利食いなのか、損切りなのか。 その勝利の確率は80%。負けが20%。 一回の負けで、1万円損をする設定にするとしましょう。 ドローダウンが続き、負けが10回連続で続いたら10万円損をします。 ですが、80%の確率で勝てるという事であれば 100回トレードした時に、80回勝てる事になります。 そして20回負けます。 利幅と損切り幅が同じで計算すると、 80万円利益を出して、20万円損をしますので60万円の利益が出ます。 そう。 そこなのです。 何故検証が必要なのか?というと、 勝てる確率が何%、だから 一回の損失とドローダウンを計算して耐えられる枚数(資金に対して20回ドローダウンに耐えられるとベター)で 利幅と損切り幅の設定をする必要があるからです。 トレンドフォローでは、勝率80%という事はないでしょう。 利食いを伸ばせば伸ばすほど、反転して戻ってくる可能性が高くなります。 一旦は伸びたとしても、また戻る。 その前に、利食いするのか、または待つのか。 その選択を常に迫られるわけですが、資金配分と自分が貫くスタイルが正しければ それはそれでいいと思うのです。 勝率が高い80%で勝てるところでいつも利食いをするよ、と。 であれば、それに合わせた枚数を。 勝率が30%になったとしても、長く取る!であれば、 70%の負けに合わせた損切り設定と、枚数を。 それぞれ戦略を組む必要があります。 デイトレーダーと、長期保有では持つべき枚数が違うという事です。 また、小さく買ったとしても長く値幅を出せば利益は出ます。 そして、次の買い場で買い増しをした場合、 利益は最終的には伸ばす事が出来ます。 小さく買っておき、 次のエントリーポイントで買う時には利幅が出ていますので 一回一回のリスクは小さくなります。 逆に、一発で儲けようと 無茶な枚数でエントリーしてしまうと、それが自分の資金に対して 必要以上の損失設定であった場合、トレードは破たんします。 常にロジカルに。 買うべき枚数、買うべきポイント、持っておくべき期間で。 なお、上にも書きましたが 完璧に勝率を測る事は難しいです。 大体何%でOKです。 そのエントリーポイントでは 例えば4時間足では陽線が連続している中で30分足の高値ブレイクで買いエントリーする。 市場はドル円。 とか。例は適当ですが。(笑) 上げから3割戻したら買う。時間軸は日足。一日上げたら利食いする。 または2割のところまで保有する。 とか。 本当に適当に言っていますが 何かしらのエントリーエグジットポイントの、勝率がある程度高いところで トレードルールを組み立て、それに合わせた枚数を計画しましょう! それではまた。 P.S.この話に適応した動画はこちら『利益の方程式』
コラム;相場に恐怖するな。 トレードはリスクの塊で、トレードをする事自体にリスクがあります。リスクを受け入れなければ、利益を得る事は不可能です。 FXでも株トレードでも、リスクを取って利益を取りに行きますよね。 そう。 元々、トレードに参加すると決めた時点で 「リスクを負う」と決めたという事なのです。 トレーダーは、「一瞬で資金を失ってしまうかもしれない」というリスクを負います。 だからこそ、リターンも大きい。 つぎ込めばつぎ込んだだけ、大きなリターンが期待出来ます。 しかしその分、一瞬で失う額も大きくなります。 それこそがトレードを難しくするポイントで、 『一瞬で高額な資金を失うかもしれない』という恐怖があなたのコントロールを狂わせるのです。 手玉と恐怖のコントロールもしも車の運転で、『ぶつかるかもしれない』という恐怖から 物陰(ものかげ)や脇道に集中し続けていたらどうなるでしょう。 恐らく疲れ切ってしまって長くは運転していられないでしょうし、 逆にスピードが遅すぎたり、びくびくしていたらハンドル操作を誤ってしまうかも。 または『腰が引けた状態で、スキーやスノーボード』をしたらどうなるでしょう。 スピードが変に加速して、転んでしまう事になります。 トレードで怖がっていたら、チャンスでエントリーは出来なくなります。 ですが、チャンスでエントリーしなければ 不利なところでエントリーするしかなくなります。 最初に最もチャンスのところでエントリーしてしまえば、 後は有利なポジションで事を運べます。 恐れるがあまりチャンスで入れないというのは、 逆に自らを危険に陥れているようなものです。 チャンスはいつも怖いところにあるし、 簡単には入れるところは大体が不利な値位置です。 全てのチャンスに飛びつくのもまた、神経をすり減らすだけで 本当はチャンスではないところに飛び込んでしまう事になります。 全ての値動きを読める人間なんてこの世にはいないでしょう。 集中力は永遠には続かないし、 集中しなければ取れるものも取れない。 集中せずに勝てるほど甘い世界ですか。 つまり気を抜くところと、入れるところを コントロールするべきだと思うのです。 無駄なところでエントリーしすぎたら結果負けるし、 チャンスで入れなければそれはそれで危ない。 あなたがもし、全ての値動きを完璧に読み続ける事が出来る スーパートレーダーでもない限り、勝てるところはほんのわずか。 自分の分かるタイミングだけでトレードするしか道はないのです。 そしてもう一つ、相場に『恐怖してしまう理由』があります。 トレーダーズハイによる枚数の肥大化。『勝ちたい。勝ちたい。大きく儲けたい。』 その想いが強すぎて、いつしか 自分がその損切り金額を許容出来ない枚数になった時。 枚数が明らかに肥大化し過ぎていたら・・・。 プラスの間は良いですが、 買値を割れた後もそのまま持っておけますでしょうか。 損失を受け入れられていなければ、 ずっと持っておく事は実は難しいのです。 負けを取り戻そうと躍起になってポジションが膨らんだ時も同じです。 それは、『怖い』に変わる。 怖がっている人に、リスクを負えるでしょうか。 そうではないと思うのですね。 行けるところで突っ込む。 危険を感じたら、枚数を減らして止まる。 本当にただそれだけなのです。トレードは。 ですが、失う金額の大きさに恐怖してしまったら 単純なそんな事も忘れて、びくびく。 それでは楽しくないですよ。 是非お気楽に。 いつでも冷静に判断して、 コントロールを失わないようにしましょう! トレーダーズハイにご注意を。 P.S. |
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2 月 2022
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