コラム;「チャンスを逃してしまうのは何故か?」今日はですね、何気ないコラムを書いてみたいと思います。 というのも、会社のホームページの方では堅い感じでしか書けないのでですね。 トレードでチャンスを逃してしまうのはどういう訳だと思われますか? 例えば、お風呂に入っている間に天井を付けて下落を始めたり・・・。 例えば、それとは逆に 「実際にチャートを見ているはずなのに、エントリー出来ずに・・・。」なんて事も!? 理由は分かっているのです。 決して、「運が悪い」という一言で片付けられる問題ではないですよ。 その理由について、これからお伝えしたいと思います。 チャンスを逃す確率トレードをする時に、一つの箇所でエントリーしてはいませんか? 一つの市場の、一つのポイントで 「絶対に上がる!」と信じてエントリー。 当たっていれば良いですよ。 しかし、そんなに上手く行きますかね? 値が伸びるかどうかは自分で決める事は出来ません。 高値を切り上げて、安値も切り上げたとしても そこから伸びるかどうかは決まっていないのです。 もしかしたら、レンジになるかも知れません。 そしてその間に、他の市場にお金が流れて そちらでは急騰しているかも・・・。 たった一つの市場の、たった一つの箇所に賭ける。 これは、いわゆるギャンブルです。 それも、たちの悪い類。 ルーレットで言えば、一つの数字に全力投球して 「いやー、なかなか当たらないなあ・・・。」と言っているのと同じ事です。 それはそうでしょう。 元々、確率が低すぎるのですから。 確率50%ドル円が100円から上げるか下げるかに賭ける。 例えば、そんな人がいるとします。 私の友人なども、「100円割れる?」とよく聞いてきます。 しかしですね、 ハッキリと友達にこうは言えないですが(笑)、 「どうでもよくないですか?」・・・これが本音です。 そのギャンブル的発想で勝てる確率は、 50%。 トレーダーとしては、100円を割れようが割れまいが 全くどうでもいい事です。 割れたから何だというのでしょうか。 下落したら売りを入れるし、反発したら買いを入れるだけです。 確かに、100円手前などで反発する時を狙うというのは「アリ」ですが そのような戦略とは別の次元なような気がします。 では、 「割れる」と予想したとしましょう。 割れなかったら? 50%の確率で負けます。 割れるか割れないかに関係なく、下落中は売りを入れて上昇中は買いを入れたなら 50%の確率ではなくなります。 同時に、ユーロドルとユーロポンド、日経平均と、原油に対しても 下落中に売りを入れて上昇中に買いを入れたのならどうでしょうか? 確率は何%なのか。 もしかしたら、ドル円は持ち合い、日経平均は伸びるかも知れませんし ユーロポンドが伸びるのかも知れませんよ。 伸びている市場に当たる確率は何%なのか。 少なくとも、一つの市場でギャンブルをするよりも 明らかに確率が上がります。 ご理解頂けましたでしょうか。 勝つ確率を上げ、伸びる相場展開を捕まえる確率を上げている人には チャンスは訪れます。 ルーレットで一つの数字にず~っと賭けている人には 永遠にチャンスは訪れません。 市場は沢山ありますよ。 時間軸もまた。 ポートフォリオが必要な理由これらがポートフォリオが必要な理由です。そして
ポートフォリオとポジションコントロールが合わさった時、 初めて、トレードはトレードになります。 これらをせずに丁半博打の上げか下げかを考えている限り どこまで行っても、ただのギャンブルです。 負ける確率は50%、勝つ確率も50%。 もしかするとそれ以下の事も・・・。 「ポジションコントロール」 「ポートフォリオ」 この二つのお届けを予定しています。 動画「ポジションコントロールとポートフォリオ」は メンバーではなかったとしても、お役に立てるはずです。 それでは 動画でご覧下さい。 トレード手法は様々。今日はコラムです。題材は「自分のやり方」。 『軸』ですね。 移動平均線なのか、ボリンジャーバンドなのか? フィボナッチなのか? ダウなのか? それらも必要としないのか。 それとも何をどう使っていいのやら分からず、 あちらこちらと行ったり来たり・・・。 いざエントリーの段になっても、移動平均線は上げているが ボリンジャーバンドで抑えられて、売って良いのか買って良いのか・・・。 そんな手法難民になっていたりはしませんでしょうか。 私は思うのですが、 「どれも正しいと言えるシチュエーションはある」という事です。 違うのはエントリーエグジットポイントが異なる、という事だけ。 分かり易く言うと、『ここはこの手法で入れる。けれどもここでは入れない。』 という違い。 どのシーンでも、完璧にその手法だけが作用して値が動いているという事は 根本的にあり得ないし、もしあり得たとすると 「皆、それしか使わない」(笑)でしょう。 ただ、ダウ理論は一番、多くの場合で必要でしょうね。 今回お話するのは、『軸』についてです。 あなたのトレードの軸は何ですか? 軸を据える日本語に、『軸を据える』という言葉がありますが トレードスタイルにも「芯」が通っていないと、エントリーの段になって決断する事は出来ません。 それには理由があります。 多くのタイミングで、値動きは・・・ 「どちらの動きもあり得る」から。 こうお考え頂ければ分かります。 逆説ですが、 「必ず、100%上昇する。」「必ず100%下落する。」という事はありますか? そう。無いですよね。 どれほど確信が持てるシーンにおいても、99.9%、いえいえ。 現実は80%や70%程度なものですよ。 絶対にそうなるなんて事はあったら全財産突っ込みますよね(笑)。 つまり、どちらの動きもあり得るのです。 では、どちらもあり得るとして どちらに賭けるのか? それはあなたが軸としている手法が決まっているのであれば、 それが指し示す方向へ賭けるのです。 私で言えば、フィボナッチであり ある人には移動平均線でしょう。 どちらも、値動きがある程度進んだ後で見たら 「やっぱりそうだったなー。」となります。 なぜなら、フィボナッチは極めて精度が高いし 移動平均線は値が動いたら後から付いてくるから。 最終的には正しかったという事になります。≪下落したなら下がる≫ フィボナッチは、値が動く前に そもそも上げ方向か、どこまでは上げるのか、という算段が取れます。 (使い様によってですが。極めると凄いですよ。) ただどちらにせよ、 切り上げ・切り下げであったり、ローソク足の形状の見方というのは、 基礎として熟知している必要があると思います。 本当にそれは基礎です。 簡単に、分かり易い部分だけでもいいので 勉強しておくべきです。 資金管理の仕方なども基礎ですね。 ギャンブルトレードになってしまわないためには。 そして塩漬けになって、後で泣かないためには。 残念ながらこれらを含め、基礎が出来ていなければ、 何の手法を用いたとしても 結局上手くはいかないでしょう。 基礎は無料で1か月(で終了)。 1か月間掛けて、みっちりとスリースタータードットジェーピーで教えます。 よろしければご参加下さい。 また、取りあえず今すぐに
そして、「心理面~欲について~」という補助テキストも 読んでみて下さいね。 それではまた。 |
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2 月 2022
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