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コツコツドカ~ン!

5/31/2014

 
トレードをされる方なら、一度や二度は聞いたことのあるこの言葉。
コツコツドカ~ン!
今日はこの「もう一つの意味」について考えてみました。

よく言われるコツコツドカ~ン!の意味

一般的によく言われるのは、「利食いが小さく、損失を大きく」取ってしまう事で
一発で利益が吹き飛ぶよ。
だから、損小利大でトレードしなければいけないよ。
大体そんな意味で話されることが多いと思います。

ですが、この言葉の裏に隠された
重要な心理的観点については忘れてしまいがちです。

もう一つのコツコツドカ~ン!の意味

人間、楽しいことを経験すると、
もう一度経験したいと思うものではないでしょうか。
過去に楽しかった旅行や音楽イベントや食事などを思い出して頂ければ
イメージがしやすいと思います。
それが楽しければ楽しいほど、快感であればあるほど追体験したいと感じます。

トレードにおいてそれは、勝ちです。
それも、大きな勝ちです。
大きく勝つと、それが快感となり、やめられなくなる。
次も大きく勝ちたいと願う。
それは自然な事ではあります。

しかし、そこにこそ、ワナが仕掛けられているのです。

大きく勝つためには、二つの方法があります。
  1. 大きな値幅を得る
  2. 大きな資金で買う

大きな値幅を得る方は問題ありません。
問題は「大きな資金で買う」の中に隠されています。

枚数がどんどん膨らむ中毒性

最初は資金を失う事が怖くて、誰もが小さな枚数で始めるはずです。
でも、次第に枚数は膨れ上がる。
これは仕方のない事です。
誰だって安全だと思えば、「どうせなら」と考えることでしょう。
結果として、枚数を増やすことになり、ポジションは積み上がる。

この枚数の増加が、資金の増加に比例しているのであれば何も問題はありません。
リスクは変わっていないからです。
資金に対して決まった%のリスクを追う。
これならば、安全な資金運用と言えるでしょう。
もちろん%にもよりますが(笑)。

しかし、資金があまり増えていないにもかかわらず枚数が膨れ上がってしまった場合。

そして、そこで勝ちを経験してしまった場合。

これは悲劇としか言いようがありません。


自分にとって無茶な枚数で勝ちを経験する。

当然、次も
同じ金額か、それ以上の金額を求めてしまう・・。

この「同等かそれ以上を求めてしまう心理的傾向」が
その後のドカーン!を生み出すのです。

もう戻れない。

トレードに勝ち、調子に乗り(笑)、甘いエントリーで痛い目に合う。

この経験はおありではないでしょうか。

ですが、これが度を越してくると次のようになります。
大きな枚数で勝ち、かなり調子に乗り(笑)、甘いエントリーで予想外の攻撃を受ける。
この瞬間に、ドカーンが完成し、今まで頑張って増やしてきた資金を
一気に失ってしまうのです。

なお、「大きな値幅を得る」に関しては問題がないと言いましたが
実はその場合も、利食いを甘くしてしまうという問題はあります。
明らかに反転すると分かっているにもかかわらず、淡い期待を抱き放置する。
結果、戻ってきてしまう。
まさか、まさかが、やっぱりねに変わる。

大きな値幅を得る、でも、大きな枚数を買う、でも同じ問題をはらんでいます。

それが、前回の勝ちを追体験したいという欲求です。
前回が上手くいけばいくほど、この危険性は高くなります。

「上手くいった勝ちを再現するには
同じような相場展開か、更に有利な相場展開が必要になる」

という事を忘れていると痛い目を見ることになります。


この部分に関して、戦略という話が関係してきます。
8つの戦略の内の一つ目。
「やるのか、やらないのか」について、次回コラムを書きたいと思います。

人生や恋愛にも同じ傾向が?

今回お話しした、「楽しい事、快感を同レベルかそれ以上を求めてしまう」
人間の欲求は何もトレードだけに限定した話ではありません。

楽しいことを経験し過ぎると、後がつらい・・。(笑)
過去を振り返って、比べてしまうからです。
この問題は、年を取れば取るほど深刻になっていく
「昔は良かった・・」という言葉に凝縮される話でしょう。

人生、ステップアップで徐々に上り詰めるのが良いのかもしれませんね。

P.S.恋愛編はこちら(笑)

孫子から学んでみる?

5/7/2014

 

トレードについて孫子から学んでみますか

孫子の言葉にこんなトレード向きな言葉があります。

善く戦う者は不敗の地に立ち、而して
敵の敗を失わざるなり。


[軍形篇]
-戦上手は、自軍を絶対不敗の態勢におき、しかも敵の隙は逃さずとらえるものだ
*引用-最高の戦略教科書 孫子 著者;守屋淳

本当に仰る通りですよね。
如何に負けないポジションを作るか、資金を守り抜くか。
そして簡単な隙を捉えて利益を出すか。

トレードでも一番考えるべきことはそれですよね。

でも、この「絶対不敗の態勢におき」のところを意識されている方は
少ないように思います。
これは売れる教材の種類から分かるのですが、
資金を守ろう!
という教材はほとんど売れません(笑)。
逆に、
値動きを読もう!
という教材はよく売れます。

でも、本当に見てほしいのは

資金を守ろう!の方なんですけどね。
大きなドローダウンをしたらそれで殆ど試合終了ですが、
「値動きを読むことばかり考えている」という統計から
バシバシやろうという意識が強すぎるように感じます。

守るより、攻める!とも言えますが。

確かに、値動きを読むことは重要でしょう。
しかし、たとえ動きが読めていたとしても
  • 力を入れるところ、抜くところが間違っていたら・・
  • 損切りの位置や枚数が間違っていたら・・
増えるのではなくて、減るという結果が待っているのではないでしょうか。

持ち合いの中の動きまであなたは読めますか?
20回連続で損切りに合ってもあなたは生き残れますか?

間違った場所で、間違った資金管理でトレードしたら

誰だって負けてしまうでしょう。
守って、攻める!必要性があることは

自覚している必要性が高いように感じます。

善く戦う者は不敗の地に立ち、而
して(しかして)
敵の敗を失わざるなり。

この言葉をもう一つの観点からアプローチすると、こうも言えます。
安全な所に損切りを置く。つまり、
「相場の理屈に合わない位置に損切りを置く」という事が重要だと言えます。
その位置は
それよりも下がったら暴落するラインだったり、
もう一段下の押し目に行くことが決定するラインの下だったりします。

そして不敗の地とは、
ポジション自体を「相場の理屈が合わない位置」ギリギリまで引き付けて買うのであれば、
損切り金額からしても安全、負けても損失が小さい、というトレードになります。
当たり前の事ですが(笑)。

ところで、孫子の次の言葉は相場には合わない事の方が多いと思います。

兵は拙速(せっそく)を聞くも、
いまだ功の久しきを睹(み)ざるなり。


【作戦篇】
-短期決戦に出て成功した例は聞いても、長期戦に持ち込んで成功した例は聞かない

いくら孫子様様が仰ったからと言えども、
これを意識し過ぎると、損大利小になるので注意。
利喰いは伸ばせるだけ伸ばして、
損切りは明らかに小さくするか、損切りまでが遠い時は枚数は小さくする。
これも当たり前過ぎますが。(笑)
やることはそれだけだから、
この言葉はどちらかと言えば・・まるで逆。

  • 短期戦の方が難易度は高い。
  • 狭い利幅で戦うには多くの枚数と高い勝率が必要。
  • 長期戦に持ち込んだ方が利幅は稼げる。
  • 回数も少なくて済むので、失敗も少ない。

ごちゃごちゃやった方が良い時と、ただ放置しておいた方が良い時があり、
トレンドはまさに後者でしょう。
そして難しい事より簡単な方が成功しやすいし、
トレードを始めたばかりだったら特に
買ったら買いっぱなし、位の方が
「知らぬ内に勝っておったわ。ワハハ」という事に
なり易いのではないでしょうか。(笑)

細かいことをやりたくなるのは分かる。
デイトレバシバシ、スキャルでなんてやりたくなるのも分かる。
しかし、忍耐強く待てることもまた格好良いと思いますよ。
これぞというポイントで勝負して、後は見守る!
方がそれこそ、『不敗の地』に立てるからです。

ちなみに、私にとって不敗の地はいつでも天井と底です。
一度決まれば、しばらく高値安値が破られるまでは勝ち続けられます。
天井と底を簡単に読めるというのが、特徴の手法ですから。
損失は僅か、利幅はまるまる戴き。
これが一番楽に感じます。

不敗の地が敗れた時?
・・ちょこっとだけ損しますが、戦地にいたらいつでも怪我をしますよ(笑)。
ではまた。
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