明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。スリースタータードットジェーピーの大野です。 今日はお正月という事もあり、わりとふざけた話をする・・・と思いきや、後半で難しいクイズを出します。お楽しみ下さい。※トレーダーしか解けません 最初は漫画の話、でもないのですが「特性」の話です。アニメファンならピンと来るのかな(笑)。 特性、資質ごとの優位性の違いの話。JOJOとかNARUTO、HUNTER HUNTERで共通するものは何か。 私が思うに(というか、この話をいつかしたかった。お正月くらいしかこんなくだけた記事は書けませんが。)、属性や特性や資質の違いによって得られる能力が違うキャラがいる、という事です。 遠距離型、近距離型だとか。操作系、属性が火だとか。ありますよね。 漫画を読まない方(私もですが、子供の頃には読んでいましたよ)は分からないと思いますが、 要するに、持っている能力には特性があるわけです。人それぞれ。 これをトレードに置き換えるとどうなるか。 ■移動平均線、MACD、RSI、ストキャスティクス、ボリンジャーバンドなど ■水平線、トレンドライン、チャネル、フィボナッチチャネル(来ました)、リトレースメント、フィボナッチファン、ギャンファン、フィボナッチエクスパンション、ギャンリトレースメントなど 前者はインジケーター。後者はライントレード。 ■インジケーターの中でも順張り系の指標と、逆張り系の指標では特性が違います。 同じ順張り系の指標でもそれぞれ違いますが、順張りと逆張りでは違いますね。 ■ライントレードでは、水平線・トレンドライン・チャネルなどの一般的なものと フィボナッチ・ギャンは全く違います。その精度が。まるで別もの。 これらを使うトレーダーは、それらのツールの特性を活かしながら戦うわけです。 ですが、使いこなす内に各人のレベルはどんどん向上していくでしょう。 次第に使い手になるのです。 途中で、使いこなす事を諦めて他の道を進むトレーダーもいると思います。 しかし早めにしておいた方が良いですね。また一からやり直しですから。 さて、ここからは問題ですよ。 第1問;簡単です。インジケーターとラインの特性の違いは何?これがボリンジャーバンドだとする。次にチャネルも出てきます。 このバンドは値が動くにつれて、形を変えていきます。 持ち合いなら縮まり、トレンドが発生すれば広がります。そのため、相場状況を把握しながら戦えます。これは優位性ですよね。このツールの特性です。 デメリットとしては、「形を変える」という事は固定されたものではないという事。この先どうなるかは分からない。つまり、このチャートの右側でどう動くかは分からない。現状、持ち合いチックに小幅に上昇している、という事は分かります。しかし、その後いきなり大きく下落する可能性については全く分かりませんので、注意が必要です。 チャネルです。固定された一定の幅が分かります。そのため、この先も固定されたラインが続きます。いつ頃にこのまま行くとどのラインにぶつかるのかも想定が付きます。引いた時点で、すでに決まっている。これがラインの優位性です。 デメリットは、ブレイクされた時。形が変わりませんので、このチャネルを飛び出したらもうどうしようもない。水平線やトレンドラインもそうです。一旦離れたら、違うところから引き直さない限り、もう役には立たないのです。全く。この点に注意して下さい。 第2問;チャネルとフィボナッチチャネルの違いを述べよ。実際のチャートでの問題です。フィボナッチチャネルとは、複数のラインを同時に出す事が出来るチャネルです。正しく引けば(これには正しい設定値を知っている必要がある)、とても機能するラインを一回引いただけで出す事が出来ます。 たとえ引いたラインから飛び出して、離れてしまってどうしようもない、と普通のチャネルでは思うようなシーンにおいても、機能し続けます。 さて、クリックして拡大して下さい。 「ここからスタート」と書いたところからどちらのチャネルも始まります。 よく確認された方に回答です。チャートの中にある問題、「機能した回数」は・・・ 普通のチャネルが2回。フィボナッチチャネルが機能したのは、12回です。 第3問;2つのファンの違いを述べよ。(最高難度)まず、2つのファンと言えば 「ギャンファン」と「フィボナッチファン」です。 どちらも扇状に広がるいわゆるファン(扇風機の羽もファンと言いますよね。英語で書くと「fan」)ですが、ギャンファンは広がりが大きく、一度引くとそれ以降は大抵の値動きをカバー出来ます。 対して、フィボナッチファンは幅が狭い。そのため、それ以降の値動きをほぼ全てカバーする事は不可能だが、局所戦としてかなり有効に働き、同時に、そのラインは信頼出来る。これが2つの違いです。 どちらも、 正確に引く事が出来るのなら、という条件が付きます。ほとんどのトレーダーは引けません。 そもそも、MT4のトレーダーばかりだと思いますが、MT4のデフォルトのギャンファンはまともに機能しませんので、引いても無駄です。フィボナッチファンも設定値がまず違います。引く個所と見るポイント、売買ポイントを知らなければやはりどちらのファンも使いこなす事は不可能です。 これが現実ですが、きちんと引ければ上のチャートのように、丸を付けたところ全てでチャンスを掴めます。まず、最初の上昇の押し目を買い、買い増し、天井で売る。戻り売る。ラインブレイクで売る。底値付近で反発を買う。押し目で買う。つまり、美味しい売買ポイントを根こそぎ取れます。 ※それぞれのポイントで、勝率、利幅、考え方は違います。 さあ、この内でどのポイントが一番美味しいでしょうか。 最初の押し目と、天井からの売りです。 これはギャンファン。※今回は、という事です。フィボナッチファンの場合もあります。 買い遅れた時、売り逃した時に売買出来るのは、フィボナッチファン。どちらも知っていれば、先ほど書いたような売買は可能です。 どのツールでもそうですが、引ければ良いというものではありません。 インジケーターでも、出せれば勝てる、のだったら誰でも勝てますよ(笑)。インジケーターはMT4にデフォルトで付いていますよね。 ラインも同じです。正しく引いた上で、どういう意味を持っているのか。何を最終的に目指している(そのツールの理論として)のか。売買ポイントはどこか。特性は何か。特徴は何か。なぜ今の相場環境でそのツールを選んだのか。この状況ならどのツールを当てはめるべきか。 などなど、「使い手」になるために考えるべき事は沢山あります。 しかし使い手になれたなら、もう引かなくても「今このツールのチャートだな」と分かります。 そして引いたら、正確な値位置でエントリーが出来るのです。 元々、 ライントレードは「その先が分かる」のが特徴です。 インジケーターでは絶対に分からないでしょうが、ラインはその先まで引いた段階で出ています。 実際にもう、出ているのです。底の段階で。または天井の段階で。 あとはそれを信じているかだけの問題であって、自分がライントレーダーだと自覚しているのなら 間違いなく信じているでしょうから、適切なリスクを取って買って行けばいいのです。 トレードはそんなものです。 自分のテクニックを極限まで高めて、それを信じて戦う。 HUNTER×HUNTERと似てるでしょ(笑)。 ツールを使いこなすと、レベルアップするのです。 でもそのためには修業が必要なのです。 以上です。 ※新年から暑すぎました 次回は「その神秘性ゆえに誤解されるフィボナッチ」追伸;
そう言えば、チャネルとファンの画像で、水色の横線があります。 この説明をしていませんでした。実際はこのラインを引けるだけで、ほぼほぼ一番美味しい押し目を買えるわけですが、これは何でしょう。 これは、「年の目標値」と言います。 私が開発した手法なので、誰も知らないと思いますが 2019年も始まりました。 勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーは引いている事でしょう。年が始まると、また新たな年の目標値を引き、そして今年の戦いが始まります!これはもうギリギリですね(笑)。これ以上は言いません。また怒られてしまいます。 ただし、すでにFXとCFDのチャートほぼ全てで機能しています。 年始早々大きく下落したドル円では1月2日に109円台の目標値へ到達、3日には107台の目標値へ到達しました。ここまでの下落は同フリーパスプランの特典動画「年間展望2019」(1/1配信済み)で、『まずここまでの下落を考えるべき』とお話しした値位置でもあります。 ※動画の1時間辺りでお話ししています。104円台の目標値には、証券会社によっては同日中に到達しています(楽天証券など)。メンバーサイトに33枚の年の目標値チャートも載せておきました。ご参加中の方は併せてご覧下さい。 年始の値動きはいつも美味しいので、お正月に配信しておきました。昨年と同じなら、このまま年中機能し続けるはずです。 また、この記事でご紹介したツールで2019年はライントレードを始めてみよう、という方は下記をご参考にして下さい。 2018年末に作成した動画で「新!フィボナッチ大事典」「新!ギャン大事典」という動画があり、これを観るとフィボナッチチャネルの引き方は分かります。そして、「ライントレードの極意」を観ると、フィボナッチファンの極意とも言える使い方と、ある特殊なツールの使い方が分かります。 最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。 *************************
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2 月 2022
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